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クリスマスのてんし


もうすぐ、クリスマス。

10人のちいさな天使たちは、
困っている人や、動物たちに、そっと、そっと、
手をさしだします。

すっぽり、雪でうまってしまった
野原の動物たちのもとへ、食べものを与えに。

大きなふくろを担いだ、サンタクロースのもとへ、
プレゼントを配るのを手伝いに。

道に迷ってしまった子には、手をひいて、おうちまで。

おなかのすいたぼうやには、
台所で、ミルクをあたためて。

みんなが、すこやかに、クリスマスを迎えられるように、
天使たちは、見守ってくれて、いるのです。



エルゼ・ヴェンツ-ヴィエトール 作 さいとうひさこ 訳
徳間書店 1785円


この絵本には、とびきり愛らしいしかけもあります。


ページをめくると、舞い降りた天使が役目を終えて、
おだやかな表情で歌いはじめ・・・

   

   ひとりひとり、ふえていき・・・

       

       10人の天使がそろうと、
       赤ちゃんのイエスさまとツリーを囲んで
       澄んだ声が、響きます。

       きよし このよる
       ほしは ひかり
       すくいの みこは
       まぶねの なかに
        ねむりたもう いとやすく


ちいさな天使たちの思いやりは、
あたたかで、ささやかな、
子どもたちの心にもはいる、ちょうどよい大きさ。

おだやかな空気は伝わり、
共感し、やさしさに満たされ。

だれかに、よろこびを与えられると、
自分もまた、だれかに与えたくなるもの・・・

愛らしさに魅せられて読むうちに、
きっと、いつの間にか、
クリスマスの思いやりの種が、まかれていると、思います。

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