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にんじんケーキ


内気な奥さんと、
せっかちでおっちょこちょいの
ダンナさんのお話です。


ナニー・ホグローギアン 作 乾侑美子 訳
評論社 1365円

2匹のうさぎが結婚したとき、
これほどお似合いの夫婦は、うさぎの国じゅう探しても
見つからないだろう、といわれていました。

夢のような結婚式でした。

そして、ハネムーンからもどり、
しあわせいっぱいの新婚生活がはじまりました。

さっそくふたりは、
お互いをよく知るために、会話をはじめますが、
育ってきた環境も、性格も、まるで違うふたり
なかなか、うまくかみあいません。

どんどんズレていく会話に、
だんなさんは、次第にイライラ、イライラ。
だんなさんをよろこばせようと、一生懸命のおくさんも、
たまったものではありません。

ついに、堪忍袋の緒がきれたのは・・・


おくさんの、キレっぷりの、かわいいこと!

結婚している女の人たちと読むと、
拍手と笑いが、巻き起こります。


まったく違うふたりが一緒に生活するという、
その困難さを含めて、結婚の醍醐味だもの。

とんちんかんな可笑しい会話の間に、
一緒に過ごすことの本当のたのしさが
さらりと、かわいらしく描かれています。

落語のような展開に、子どもは、ただ笑って、
おとなは、じんわりと、しあわせが沁みて。


タイトルページに描かれる、ぴたっとくっつき合うふたりは、
お話の最後には、お互いいたわり合って家にむかうやさしい表情の後ろ姿に。

おだやかな会話や、くすくす笑いが、聞こえてきそう・・・

・      ・      ・

この絵本、わたしたちの結婚式の、
友だち用の引き出物の、ひとつ。

最初っから、わたしは、こんなにしおらしい奥さんじゃなかったけどね。


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